オブシディアン
オブシディアンはよく見かける鉱石、火山の結晶、天然ガラス、見た目は黒色です。
オブシディアンの産地
オブシディアンはハワイ、日本、インドネシアのジャワ島など、火山活動の活躍している地域に分布しています。その他にはアイスランド、ハンガリー、イタリアのリーパリ諸島、ロシア、メキシコ(オブシディアンはメキシコの国石と見られています)、 エクアドル、グアテマラ、と中国のチベットなどの産地があります。
オブシディアンの種類
オブシディアン、レインボーオブシディアン、ゴールデンオブシディアン、ミッドナイトレースオブシディアン(アイスオブシディアン)などがあります。
オブシディアンの使用
古代からオブシディアンは厄除けと魔除けのお守りとして使用されてきました。古代中国の仏教の文物には、お宅の悪霊を祓う神器や魔除けの仏像に用いられたオブシディアンが発見されました。中国の伝統的な民俗文化によると、人々はオブシディアンに貔貅の要素を加えて、様々なアクセサリーや置物を作り、物は室内に置き、お守りのアクセサリーを常に持ち歩けば持ち主に財をもたらす、厄除けの効果もあるといわれています。家の風水にとっては最高のアイテムの一つとも言えます。
メキシコのマヤ神殿では、オブシディアンは神獣や彫像の目として、または武器として利用されることが多く、メキシコ人にとってオブシディアンは特別な神性を持っているため、占いに使用するのは最高の器具です。
オブシディアンの伝説-泣かない宝石
オブシディアンはインディアンに「アパッチの涙」とも呼ばれています。オブシディアンを手に入れた人は、この先は決して泣くことはないと伝わっています。なぜなら、アパッチの少女たちが代わりに涙を流し干したからと言われています。オブシディアンを好きな人にプレゼントするのは最高のアイテムです。相手がこれから涙一つ流さない、幸せになれますようにという願いが込めています。