セントクリストファー(クリストフォロス)の伝説
カトリック教会の伝承により、セントクリストファーの原名はオフェロスで、身長230cm、頑丈な体幹をしているローマ人というのです。イエス・キリストに仕えることを決意し、隠者のもとを訪れ、イエスに合う方法を聞きました。
隠者は人々に奉仕することがその道であると言い、流れの急な川を示して、そこで川を渡る人々を助けることを提案し、セントクリストファーはあの日から、川を渡ろうとする人々を無償で助けることを始めました。
ある日、小さな男の子を背負って、川を渡るうちに異様な重さを感じ、名前を訪ね、男の子は自らがイエス・キリストであると明かし、全世界の人々の罪を背負っているため重かったのであると説明しました。川を渡ったときに、イエスは今後は「キリストを背負ったもの」という意味の「クリストフォロス」と名乗るよう命じました。
セントクリストファーのイメージ像
よく子供を肩に乗せ、杖を持った背の高い男性として描かれます。
セントクリストファーのお守りの使用
ヨーロッパでは不安や苦悩を防ぐ救難聖者として崇拝され、旅、巡礼、運輸にかかわる守護聖者でもあり、教会や橋などの彫刻や絵画に多数造型されています。
セントクリストファーは旅の守護神として崇められ、セントクリストファーモチーフのネックレスやペンダントはよく旅に出る者や出張する方のお守りとして非常に人気です。
厄除けのお守りとしてサーファーの方もよくセントクリストファーのネックレスを身に着けているらしいです。そして、その長く付けているネックレスを恋人に贈ることは安定した恋愛関係の印といわれています。