ピンクトルマリン
トルマリンは色が豊富な石で、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドの次に貴重な宝石です。トルマリンの両端はプラスとマイナスを帯電し、摩擦することでマイナスイオンを発生させるといわれています。そのため、トルマリンは電気石とも呼ばれています。ピンクトルマリンは桜色、桃色、ローズピンク、深紅、紫紅など赤色をベースにしたトルマリンのことです。
産地
ブラジル、スリランカ、マダガスカル、アメリカ、ナイジェリア、ナミビア、ジンバブエなど
使用
中国の唐王朝の時、太宗李世民の玉玺はトルマリンでできているといわれています。
中国の清王朝の高官の帽子の飾り珠に使用されていたゆえに、ピンクトルマリンは当時権力と地位の象徴でもあります。
現在、ピンクトルマリンは主に、ジュエリーデザインに使用されています。ピンクトルマリンのネックレス、ブレスレット、ペンダント、ピアスなどはかなり人気です。
パワーストーンとしての意味合い
赤色~ピンク色のトルマリンは、恋愛に関する運気をアップしてくれる「愛の石」として人気です。愛情表現が苦手な人には、異性の前でも素直に自分を表現する力になってくれる強力のパートナーです。
ピンクトルマリンもトルマリンの一種で、強いヒーリングパワーを持ち、心身を浄化し、精神との調和をはかり、ストレスから持ち主を守ってくれると言われています。
トルマリンは10月の誕生石として有名で、「健康運」を高める石だと信じられています。
日常のケア・お手入れ
高温環境より褪色してしまう可能性があるので、日光が直接あたる場所での保管は避けてください。
硬度の高い石ではないため、硬いものにぶつかったり、高所から落ちたりしないように注意してください。
長く身に着けると、皮膚の油脂や汗がつき、光沢がなくなるため、毎月水で少し洗ったほうがよろしいです。
また水に長時間浸透してしまわないように気を付けましょう。濡れたら、早めに水分を拭き取ったほうがよろしいです。