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ホルスの目

ホルスの目 

ホルスの目(The Eye of Horus)は古代エジプトのシンボルで 、太陽と月は、ハヤブサの姿あるいは頭部を持つ天空神ホルスの目だと考えられています。ウジャトの眼とも呼ばれ、神聖な存在で、神様の祝福と最高の権力の象徴です。 
 

 


ホルスの目の使用 

 

ホルスの目


1.古代エジプトでは、ホルスの目が死者の棺に描かれることが多く、この世を去り、永世の道に向かう人を守ってくれると信じられています。また、ファラオ・トゥタンカムンのミイラにもホルスの目の絵があります。 
2.ホルスの目は守護、知恵、健康の象徴で、復活のシンボルとしても崇められ、エジプト人にとっては最強の魔除けと厄除けのお守りです。 
2.ホルスの目は容積の単位として使わていました。 
1=1/2+1/4+1/8+1/16+1/32+1/64 
(右目の場合) 
目頭は1/2、眼球は1/4、眉は1/8、目じりは1/16、まつげは1/32、涙は1/64を表します 
 

 


ホルスの目の象徴的意味 

天空神ホルスの両目は太陽と月を象徴しています。、右目(「ラーの目」)は太陽の象徴とされ、困難を克服し、邪悪の力に勝つパワーが宿っているといわれています。 
左目(「ウジャトの目」)は月の象徴で、善と悪を区別し、己の幸福を守る力があるといわれています。エジプトの伝説によると、ホルスが父オシリスの仇であるセトを討つ時に失われたが、月の神・時の神であるトート神によって癒され、セトに勝ちました。その後、ホルスはこの失われた目を、瞑神である彼の父に捧げました。したがって、古代エジプト人は、ホルスの左目が死者を復活させる能力を持っていると信じていました。