レッドジャスパー
ジャスパーは水晶やアゲート、カルセドニーなどと同じ、石英質の鉱物で、特殊な条件下で精製された不純物の多い石英の集合体です。ジャスパーの赤色はヘマタイトを含むもので、緑色はクローライト、褐色はゲーサイト、黄色や灰色はクレイ粘土などの不純物を含むことにより、色の違いがでます。レッドジャスパーは宝飾品としても用いられますが、観賞用の彫刻やインテリア的なものとして加工されることも多い石です。
産地
ブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、チリ、フランス、ドイツ。
伝説
歴史上、レッドジャスパーの赤色は情熱と根性の象徴で、戦士の身の安全を守ってくれるお守りとして使用されていました。
バイキングとゲルマンの伝説によると、ドラゴンスレイヤーの剣にはレッドジャスパーが飾られており、勇気と希望をもたらしてくれると信じられていました。
アクセサリーとしての歴史は古く、古代ローマ時代以前から、「聖なる石」とされ、装身具につける装飾品として用いられていました。中世ヨーロッパでは「安産石」とされ、出産の時に妊婦に持たせていたという言い伝えも。
古代エジプト人はレッドジャスパーと母親のエシュの受精を結びつけ、しばしばそれを保護的なお守りに刻みました。
パワーストーンとしての意味合い
ジャスパーは大地を象徴する石で、レッドジャスパーネックレスを身につけるとこころが落ち着くと言われています。ジャスパーを持つことで、心身の緊張感を緩め、人生をしっかりと歩んでいけるよう力を貸してくれると言われます。
普段からこのような堅実な行動が出来る人は周りから信頼され人間関係から、職場環境など色々なことが良い方向へ進むようになります。そのため、ジャスパーも「人間関係」「仕事運」を願ってのお守りにピッタリです。
また、燃える太陽のようなポジティブなパワーをジャスパーの赤が受け止めてくれるので、この石を持つことによって、体内に活力が得られたり、行動力が高められ前向きな性格になれると信じられています。