鳳凰

鳳凰

 
鳳凰は鳳鳥、丹鳥、火鳥とも呼ばれ、中国の神話上の生き物です。「鳳」が雄、「凰」が雌を表しますが、时の経つにつれて、この定義が曖昧になり、雌の意味に近い「鳳凰」がよく使われるようになりました。『山海経』によると、鳳凰は鳥のような体をしていて、全身が七色の羽根に覆われ、長い尻尾を持つ生き物です。鳳凰の英語「Phoenix」の語源は「朱紫」を意味するギリシャ語に由来し、朱は火の色で、鳳凰は火の鳥とも呼ばれています。 
 

使用 

鳳凰は高貴で美しき姿で人間を魅了し、龍と共に王族の象徴とされています。古代中国の宮殿の建物では、鳳凰は宮廷服、陶磁器、玉器のモチーフとしてよく使われています。 
鳳凰はよく龍と共に天然石に彫られています。中国では夫婦円満の象徴として恋人に贈るプレゼントとして人気のモチーフです。 
2008年の北京オリンピックでは、聖火リレーのロゴデザインとして鳳凰の図が使用され、鳳凰を通して、祝福を全世界の人々に届けるという願いが込められています。 

意味合い 

鳳凰は素敵な恋愛・一途の愛の象徴であり、鳳凰のアクセサリーを身に着けると、恋人・夫婦同士の絆をより深めるエネルギーがあるといわれています。 
絢爛豪華な鳳凰は吉兆をもたらしてくれる瑞獣で、世の太平を象徴する鳥でもあり、鳳凰を目撃した者は幸せになると伝わっています。 
鳳凰は鳥類の長とされ、至高の権力と強い力を持っているため、権力と地位のシンボルでもあります。新しい事業を始めようとする人や事業運向上を求める人にとって鳳凰ネックレスや鳳凰ブレスレットがぴったりです。