3月の誕生石-アクアマリン
アクアマリン
アクアマリン、ガーネット、トルマリンのような色の豊富なパワーストーンを色彩宝石と称されています。アクアマリンの色は、スカイブルーからシーブルーまたはグリーンブルーまでたくさんあります。その中、その中、不純物のない水色から濃いブルーまでのアクアマリンが最も貴重なのです。
産地
アクアマリンの産地は主にブラジル、中国、ロシア、ナミビア、マダガスカル、モザンビーク、ジンバブエにあります。インドとスリランカにも少量の産出があります。その中で最も有名なのはブラジルのミナスジェライス、ロシアと中国の新疆省です。
意味合い
古代の人々はアクアマリンの色は海の色と同じような青さだと認識し、それから水属性の石だと定着しました。人々は海の色を持つアクアマリンは海底から来た「海の精」だと思い込み、それでアクアマリンといえば海のイメージが湧いてくるのです。
アクアマリンはいつも海と繋がり、航海士は航海の安全を祈るために用い、「福神石」と呼んでいます。また、「冷静沈着と勇気」、「幸福と長寿」を象徴する「3月の誕生石」ともみなされています。したがって、3月生まれの人にとって、アクアマリンジュエリーはファッションアイテムだけではなく、幸福と安心感をもたらしてくれる御守りとしても効果が期待できます。
アクアマリンにまつわる伝説
伝説によると、海の底に人魚の群れがあり、人魚たちはアクアマリンを身に飾って、いざの時に、アクアマリンを太陽の光に浴びると、自分を守る力が得られると伝わっています。
アクアマリンは「恋の石」とも呼ばれています。古代ギリシャ神話には、ローランドという名のハンサムだが、地位が低い風神がいます。彼は人間の娘と恋に落ち、神界の禁断を犯してしまいました。恋に忠誠を表すために、命を捧げました。死ぬ寸前に愛の神のビーナスに3月の誕生石としてアクアマリンに彼の魂を封印することを頼み、人々が自分の運命の人と出会えますようにという願いを込めたというのです。そのため、地中海あたりの国の人は「幸せな結婚・恋愛」を求めるために、よくアクアマリンのアクセサリーをつけています。