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トルマリン

 

 

トルマリン 

 トルマリンは最も色が鮮やかな宝石だといわれています。豊富な赤色から柔らかい桃色と桜色、草色から鮮やかな黄色と紺碧など、色の豊富さは宝石の中では一番だといわれています。 
 

トルマリンイヤリング


トルマリンの歴史 
 19世紀、トルマリンは「アメリカの宝石」と呼ばれていました。アメリカがトルマリンの発祥の地だと伝わっていますが、当時一番トルマリンを輸入するのは中国です。中国の西太后がとてもトルマリンがお気に入りのようで、カリフォルニアのサンディエゴからピンクトルマリンを大量に輸入したという記録がありました。また、当時トルマリンはよくキセルやジュエリーの素材として使われることが多いのです。 

トルマリンの産地 
 重要なトルマリン鉱床は、アフガニスタン、パキスタン、ロシア、ミャンマー(ビルマ)、スリランカ(セイロン)、とアメリカ(カリフォルニアとメイン)にあります。近年、アフリカのいくつかの国、特にマダガスカル、ナミビア、モザンビーク、タンザニア、ナイジェリア、マラウィが宝石の大生産国になりました。 

トルマリンの使用 
 色が豊富なトルマリンは宝石彫刻またはブレスレットや指輪やイヤリングなどのジュエリーに加工されたことが多く、最も人気の色は赤、緑と青です。いくつかの産地のピンク系とグリーン系のトルマリンのには不純物があり、磨くと、キャッツアイ効果が見えるようになります。このような石はキャッツアイトルマリンと呼ばれています。 
 

トルマリンネックレス


トルマリンのパワーストーンとしての効果 
 トルマリンの両端はプラスとマイナスを帯電し、摩擦することでマイナスイオンを発生させるといわれています。このマイナスイオンには、心身を浄化し、精神との調和をはかり、ストレスから持ち主を守ってくれると言われています。トルマリンは10月の誕生石として有名で、「健康運」を高める石だと信じられています。